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家屋の設備の耐用年数

家屋は雨風や直射日光にさらされ続けることで、徐々に劣化する設備があります。

それぞれの設備には「耐用年数」と呼ばれるものが法で定められているため、取り除いたり取り替えたり、修理を行ったりする必要があります。

本記事では、庇を含む家屋に設置されている設備の耐用年数について解説します。

 

 

「耐用年数」とは?

「耐用年数」とは対象となる設備(資産)を使用することができる期間のことで、法的に定められています。

耐用年数が定められている理由には、減価償却を計上することも含まれます。

たとえば、耐用年数が10年と定められている設備の場合、毎年少しずつ10年かけて経費として処理します。

混同しがちな言葉のなかには、「耐久年数」と呼ばれるものがあります。

耐久年数はメーカーが独自で判断した指標で、問題なく使うことができる期間を指します。

そのため、減価償却などについては耐用年数を見ておきましょう。

 

家屋に設置される設備の耐用年数

下記、家屋に設置される設備の耐用年数の一部をご紹介します。

構造・用途 耐用年数
木造・合成樹脂造のもの 22
木骨モルタル造のもの 20
鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造のもの 47
れんが造・石造・ブロック造のもの 38
4㎜を超える金属造のもの 34
3㎜を超え、4㎜以下の金属造のもの 27
3㎜以下の金属造のもの 19
主に金属製のアーケード・日よけ設備 15
その他の素材のアーケード・日よけ設備 8

 

修繕費などに関わる内容であるため、庇を設置する際はメーカーや工事業者に対して事前に耐用年数や耐久年数などについて確認しておくことをおすすめします。

当社では数百キログラムでも耐えられる高い耐久性と、衝撃を吸収・分散させて元の形状に戻る「たわみ」を持つアルミ製の庇も取りそろえています。

そのため、デザインだけではなく機能面の観点でも庇を選ぶようにしましょう。

参考ページ:国税庁ホームページ「【確定申告書等作成コーナー】-耐用年数(建物/建物附属設備)」
https://www.keisan.nta.go.jp/h30yokuaru/aoiroshinkoku/hitsuyokeihi/genkashokyakuhi/taiyonensutatemono.html

 

おわりに

本記事では、庇を含む家屋に設置されている設備の耐用年数について解説しました。

耐用年数は法律で定められている、機能を維持することや減価償却の際に使われる期間を指します。

使われる素材や設備によって耐用年数は変わるため、庇を取り付ける際は事前にメーカーや工事業者に確認しておくと良いでしょう。

最善の状態で庇を維持し、長く活用したいものです。

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