庇を設置している家庭にお住まいの方のなかには、「この庇、強い風で飛ばされたりしないだろうか?」といった疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
庇には一定の風力にも耐えなければならない風力があり、「風力係数」で表されます。
本記事では、庇に求められる、風に対する強さを示す「風力係数」について解説します。
「風力係数」とは?
風力係数とは、建物の形状や風が吹き当てられる箇所によって異なる係数で、下記の数式で算出されます。
風力係数(Cf) = 外圧係数(Cpe) – 内圧係数(Cpi)
外圧係数は風によって建物を押す力の割合で、内圧係数は建物の内側から風を押し返す力の割合です。
そのため、外圧係数が内圧係数よりも大きい場合は風力係数がマイナスとなるため、対象となる箇所が風で吹き飛ばされてしまう可能性があります。
また、風力係数は風上、風下、屋根や庇の勾配などにより異なります。
アルフィンの庇には十分な耐久性があります
当社が製造、販売している庇には、最大で1平方メートル当たり1,000kgfまで耐えられる強度の庇があります。
当社の庇が強度を保つことができるのは適度な「たわみ」を持たせているからであり、たわみによって圧力を吸収、分散させ、元の形状に戻ります。
そのため、風だけではなく、積雪などにも耐えることができます。
また、落下物などによる衝突時の衝撃を最小限におさえることで、庇の下の人やものを、ケガやキズから守ることもできます。
参考ページ:当社ホームページ「庇について」
(https://www.alfin.co.jp/alfin/anzen/cont01.html)
当社商品:AD1
当社製品のなかでも風や衝撃に強いもので、出幅を600mmから2,000mmまで1mm単位で設定することが可能です。
カラーはシルバー、ステンカラー、ブラックから選ぶことができ、シンプルな見た目をしているため外観を損なわずに設置することができます。
出幅の先端には排水機能を持つ「化粧樋」や、雨水や溶けだした雪を三方から排水することができる「三方樋」などを選ぶことができます。
また、オプションとして庇の下部を照らすLED照明を設置することができるため、防犯性能や利便性を向上させることができます。
参考ページ:当社商品「AD1」
(https://www.alfin.co.jp/products/ad1/)
おわりに
本記事では、風力係数について解説しました。
風力係数は外圧係数 – 内圧係数で求められるもので、外圧係数の方が大きい場合、庇や屋根が損傷してしまう可能性があります。
当社では風や衝撃に十分耐えることができる庇を用意しているため、庇の設置を検討している方はお気軽にご相談ください。
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