庇は雨風を防ぎ、適度な日光を室内に取り入れるために外壁に設置される設備のひとつです。
特に、酷暑が続く夏場では庇の有無によって、快適さが大きく異なるため、近年では庇を設置するご家庭が多くなりました。
しかし、庇を設置するにはどのような手順で、いつ頃設置が完了するものなのでしょうか。
本記事では、庇を設置するまでのスケジュールについて、相談から設置まで何日くらい要するのかとあわせて解説します。
問い合わせ
庇の設置を検討し始めましたら、まずは施工会社に問い合わせてみましょう。
施工会社に相談する際は、下記の内容を事前に伝えておくことをおすすめします。
- 費用感
- 設置完了までのおおよそのスケジュール
- 気になる庇を取り扱っているのか
また、施工会社に相談する際は、1社だけではなく複数社に声を掛けておくようにしましょう。
1社だけで決めてしまった場合、ほかの業者のほうが安かった・サービスが良かったということがあります。
複数の業者で相見積もりを取ることで、サービスや費用の比較を行うことができるため、お得に庇を設置することができます。
問い合わせについては10~15分程度で完了しますが、後述する実地検査までの期間が空くほど、庇の設置までに時間を要します。
実地検査
庇の設置を依頼する業者が決まったあとは、自宅に庇を設置することができるのかを確認するため実地検査を行います。
外壁の種類によっては庇の重量に耐えることができず、ある日突然外壁ごと剥がれ落ちてしまう可能性があります。
また、実地検査では吹き上げ荷重や雨の重量なども考慮します。
一般的に、実地検査は1時間程度で完了することが多いようです。
調査報告書・見積もりの作成
実地検査が完了したあとは、業者が調査報告書と見積もりを作成します。
お客様はその内容を確認し、納得をされたら契約を締結して施工を依頼する流れとなります。
業者が調査報告書と見積もりを作成する際は、多くの場合長くても2~3日程度です。
設置
契約締結後、業者が庇を設置するために自宅を訪問します。
設置作業は1日で終わることがほとんどですが、作業状況などを確認するため終日家にいるようにしましょう。
ここまでで、相談から庇の設置までは2~3週間程度となります。
ただし、業者の混雑状況などによって変動するため、事前に「〇日までに設置してほしい」と相談しておくとスムーズです。
おわりに
本記事では、庇を設置するまでのスケジュールについて解説しました。
庇を設置するまでには下記の作業を行う必要があり、2~3週間程度の期間を要します。
- 問い合わせ
- 実地検査
- 調査報告書・見積もりの作成
- 設置
庇を設置したいと考えている方は、まずは複数の施工会社に相談してみましょう。