窓や玄関扉の上などに取り付けられる庇のなかには、壁と庇をつなぐようにポールが取り付けられているものがあります。
このポールにはどのような効果があり、なぜ取り付けられているのでしょうか。
本記事では、庇に取り付けられるポールの役割について解説します。
庇に取り付けられるポールの役割
庇に取り付けられるポールには、庇の強度を上げる役割を持ちます。
屋外において、庇は雨風といった過酷な環境下にさらされ続けるため、経年劣化によって強度が下がってしまうことがあります。
庇の強度が下がることにより、勾配に変化が起きて庇に落ちた雨が流れにくくなったり、庇が落下してケガを負ってしまったりといったリスクが発生する可能性があります。
そのようなリスクを回避するために、壁と庇をつなぐようにポールを取り付けます。
また、ポールや庇によっては地面から庇を支えるように取り付けられているものもあります。
庇に取り付けるポールに使用するパーツ
ポールを庇に取り付ける際、「ポール」「吊元レール」「ポール座金」の3種類のパーツを使います。
「吊元レール」とは、壁に取り付ける金具のことで、強度と腐食のしにくさが求められます。
「ポール座金」は庇に取り付ける金具のことで、吊元レールと同様に強度が求められ、腐食しにくいだけではなく、庇やポールの長さによってポールと庇を取り付けるための位置の自由度が必要となります。
これらのパーツを使用し、庇に取り付けることで、安全性を向上させることができます。
アルフィンのポール付き庇
当社ではポールを取り付けることができる、強固な庇も販売しています。
過酷な環境下に耐える必要がある屋外で庇に求められる機能は雨風をしのいだり、適度な日光を室内に取り入れたりといったことだけではなく、耐久性も必要です。
当社が独自で研究開発に取り組んだ結果、庇やポール、吊元レール、ポール座金など、徹底的に強度を出すための対策をしています。
また、太陽光で庇の下を明るく照らす「アルプリズム板」を使用した庇もあるため、お好みのものをお選びいただけます。
参考ページ
当社商品「AP60S サイドレール式」(https://www.alfin.co.jp/products/ap60s/)
当社商品「AP60S アルプリズム板仕様」(https://www.alfin.co.jp/products/ap60s-alprism/)
おわりに
本記事では、庇に取り付けられるポールの役割について解説しました。
ポールは庇の強度を上げるために使われ、耐久性や強度、腐食のしにくさが求められます。
庇だけでは強度に不安を感じる方は、ポールの設置を検討してみてはいかがでしょうか。