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古い庇の撤去方法

庇は長期にわたり雨風や直射日光にさらされるため、経年劣化が発生します。

経年劣化が発生した庇は雨風を防ぐ性能が下がったり、落下したりする可能性があるため、撤去するか取り替えたりする必要があります。

本記事では、古い庇を撤去する際の費用感や撤去方法をご紹介します。

 

 

古い庇を撤去する際の費用感

庇を撤去する際には、10万円から20万円程度の費用が発生します。

撤去時にかかる費用の大半は人件費で、下記のような内訳になります。

  • 庇の取り外し
  • 木材・壁面の補修
  • 撤去後の庇の分解・処分

 

下記、具体的な庇の撤去に関する見積もり例です。

項目 詳細 費用
養生代 養生テープ、養生シートなど 10.000円
資材代 野材、ラスカットなど 10,000円
大工工事 庇の撤去など 70,000円
左官工事 外壁のモルタル塗装 40,000円
塗装工事 外壁の一部の塗装補修 40,000円
諸経費 交通費など 10,000円

 

撤去費用は庇の大きさや劣化具合、建物の状態などによって異なります。

特に、表内に記載されているモルタル(セメントに砂を加えて練り合わせたもの)の壁に庇を設置していた場合、ひび割れや腐食が発生していることがあります。

そのような場合、撤去後にモルタル塗装は必須となります。

また、庇の周辺とその他の外壁で、日焼けなどによる色の変化が見受けられる箇所があった場合も塗装工事は必要です。

 

庇の撤去方法

こちらでは、庇の撤去方法をご紹介します。

 

庇を家屋から取り外す

養生などでキズや汚れが家屋に付かないように保護したあと、庇を取り外します。

庇は壁際にネジで留められていることが多く、誰にでも取り外せそうに見えます。

しかし、落下や破損、ケガのリスクがあることから、庇の撤去は必ず業者に依頼しましょう。

 

壁面を補修する

庇を取り外したあとは、周囲の壁と見た目が異なっていたり、経年劣化が見られたりします。

そのため、庇の接着面をほかの箇所となじませるように補修します。

また、劣化や腐食が見られる場合は補強も行います。

 

庇を持って帰ってもらう

取り外した庇は業者が持って帰ってから、都道府県や地方自治体のルールに従い、細かく分解してから処分します。

 

これらの作業を、工事業者は3~4日程度で行います。

 

おわりに

本記事では、古い庇の撤去方法についてご説明しました。

古い庇を設置し続けることで、機能の低下や落下のリスクといった可能性が高まってしまいます

業者に依頼することで、庇の取り外しだけではなく壁面の一部を補強してもらえます。

庇は定期的にメンテナンスし、機能が下がってきたと思われたら撤去・取り替えを検討しましょう。