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庇の耐久性

 

庇には雨風や直射日光を防ぐだけではなく、落下物から身を守ることも役割に含まれます。

そのため、庇としての機能だけではなく、庇の強さを表す耐久性やたわみも庇を選ぶ際の重要な要素です。

本記事では、落下防止として庇を選ぶ際に確認するべき、耐久性やたわみについて解説します。

 

 

庇の耐久性

庇の耐久性とは、庇にものが落下した際に耐えられる重量を指すもので、強度が高いほど重いものに耐えることができます。

メーカーや商品によって庇の強度はさまざまですが、一般的には下記のような指標で表されます。

  • kg :質量の単位
  • kgf :重力を考慮した重さの単位

 

kgは対象となるものの重量を指し、kgfはものに掛かる重力を指します。

たとえば、20kgと表記されているものは地球上でも月でも20kgで一定ですが、20kgfと表記されているものは月では20÷6(月の重力は地球の1/6のため)=3.3kg程度になります。

しかし、製造・販売されている庇は地球上での設置を想定しているもののため、kg=kgfというご認識で問題ありません。

 

 

「たわみ」とは?

庇の強さを表す指標には、耐荷重量だけではなく「たわみ」と呼ばれるものがあります。

「たわみ」とは、庇に掛かる圧力を吸収し、分散させ、元の形状に戻ることを指します。

庇には落下物だけではなく雨や雪など、さまざまなものが降りかかります。

たわみが小さい庇の場合、雨や雪が無くなっても形が元に戻りづらく、たわみが大きい庇は力を効率良く逃がしているため、元の形状に戻りやすい性質を持ちます。

このように、たわみとはクッションのような役割を持たせることで、庇の下にいる人やものを守ることが主な目的であると言えます。

 

 

アルフィンの庇の強度・たわみ

当社では耐荷重量だけではなく、先述したたわみにもこだわりを持っています。

当社の実験では、一定時間ものを置いてから、ものを除外したあとの庇の形状変化を計測しました。

その結果、ほとんど変化が見受けられないものもあります。

また、落下物については庇にぶつかったあと、落下物が飛び跳ねる二次的な事故も回避することができます。

 

当社ページ:庇について

https://www.alfin.co.jp/alfin/anzen/cont01.html

 

 

おわりに

本記事では、庇の耐久性やたわみについて解説しました。

耐久性とは庇にものが落下した際に耐えられる重量を指すもので、たわみは落下物が落ちたあと、クッションのような役割を指すものです。

デザインや性能も重要ですが、庇を選ぶ際は耐久性やたわみも確認しておきましょう。