庇(ひさし)のアルフィンTOP > 庇(ひさし) > 庇に使われる素材である「アルミ」のメリットや特徴を解説

庇の素材のアルミ

 

庇は屋外に設置されるため、長い間紫外線や雨風にさらされることから、耐久性・耐腐食性が求められます。

また、落下物がぶつかっても耐えられるように、耐荷重の高さも求められます。

本記事では、庇に使われる素材である「アルミ」のメリットや特徴について解説します。

 

 

「アルミ」とは?

「アルミ」は軽くて高い耐久性を持つ、加工がしやすい金属です。

そのため、建材だけではなく航空機や自動車部品といった軽量性や耐久性が求められるものだけではなく、日常生活においては1円玉やネジなどにも使われています。

また、アルミニウムは空気に触れて酸化することにより、耐腐食性に優れている「酸化アルミニウム皮膜」と呼ばれる膜を作ります。

 

 

アルミのメリット

こちらでは、アルミのメリットをご紹介します。

 

軽さ

アルミの重量は鉄の1/3程度であるため、比較的軽量な金属であると言えます。

そのため、鉄や銅では重すぎて使えない建材でも、アルミなら使うことができる、というものも多くあります。

特に、家屋から飛び出すように設置される庇にはアルミが良く使われます。

 

形成がしやすい

鉄を溶かすには1,530度、銅は1,080度といった高熱での加工が必要である一方、アルミは660度程度と、比較的低温で溶かすことができます。

そのため、形成や加工がしやすい点もアルミのメリットであると言えます。

なお、日常生活において660度になるような状況はほとんどないため、「設置しても変形するのでは?」といった心配はありません。

 

耐久性が高い

先述の通り、アルミは形成や加工がしやすい性質を持つ一方、腐食やサビにも強いといった、高い耐久性を持ちます。

 

当社でも耐久性・耐腐食性に優れた、アルミでできている庇を多く取り扱っています。

商品一覧ページ(https://www.alfin.co.jp/products/

 

 

アルミの注意点

アルミでできた建材は熱伝導率が高いため、季節の影響を受けやすい点には注意が必要です。

たとえば、アルミで作られたサッシや扉を設置している家屋では、夏は暑く、冬は寒くなる傾向にあるため、光熱費が高くなってしまう可能性があります。

しかし、庇の用途は雨風をしのぎ、直射日光を防ぐことが目的であるため、室温や光の量を最適に保ってくれることからそのような問題はなく、光熱費を抑えることができます。

 

 

おわりに

本記事では、庇に使われる「アルミ」について解説しました。

アルミは耐久性・耐腐食性に優れており、軽量であることから庇を含む、さまざまな建材に使われる金属です。

庇を選ぶ際、使われている素材にも注目してみましょう。