雨の日に自宅で過ごしているとき、雨風が窓に当たってうるさいと感じたり、雨漏りが起こったりといった経験をされた方もいらっしゃると思います。
そのような場合、庇を取り付けることで、窓に当たる雨風を防ぐことができます。
本記事では、建物が建った後に庇を取り付ける手順をご紹介します。
庇の取り付け手順
下記、吊元レールと本体パネルを含む庇を取り付ける手順です。
- 吊元を家屋に取り付ける
- 吊元レールに本体パネルを差し込む
- 次の本体パネルを、先に差し込んだ本体パネルのレールに乗せる
- レールに「パチン」と音がするまで押さえる
- 吊元に差し込む
- 吊元の幅に達するまで、2から5までを繰り返す
また、お客様の希望により、強度を上げるためのサポートポールや、庇の下を明るくするための「LEDライト」、見た目を変えるためにシートを貼り付ける「熱転写」などが行われます。
庇に降り注いだ雨を、壁面への跳ね返りを防ぎながら地面に流す「たてどい」も、よくオーダーされるオプションです。
しかし、庇はナットやアンカーを使用して止めるため、家屋の種類によっては対応していないことがあります。
注文した庇が家屋に取り付けられなかった、ということが無いように、事前に自身や業者に依頼して希望する庇が家屋に取り付けられるのかといった調査が必要です。
参考ページ:当社カタログP.22「ひさしと安全性」
(https://www.alfin.co.jp/catalog/pdf/cat38.pdf)
庇はDIYでも取り付けられる?
庇の取り付けを業者に依頼した場合、作業費用が発生するためDIYで庇の取り付けを検討している方もいらっしゃると思います。
結論として、庇はDIYでも取り付けることはできますが、雨漏りや庇が取れるといったトラブルが発生する可能性があるため、業者に依頼することをおすすめします。
先述の通り、庇を設置する際、壁に下穴を開けるため、開け方や位置を失敗すると雨漏りや家屋の欠損の原因となります。
また、庇は長期間雨や風、日光にさらされるため、技術がない方が庇を設置した際、劣化の進行が早くなる可能性もあります。
以上のトラブルが発生する可能性があるため、庇の設置はDIYではなく、業者に依頼しましょう。
おわりに
本記事では、建物が建った後に庇を取り付ける手順についてご紹介しました。
DIYでも庇を取り付けることは可能ですが、雨漏りや庇が取れるといったトラブルを避けるために、庇の取り付けは業者に依頼しましょう。
窓に当たる雨風や日光が気になる方は、庇の取り付けを検討してはいかがでしょうか。