建築においてガラスは、窓だけではなく庇にも使われることがあります。
庇に使う場合、透明なガラスよりもさまざまな印象や表情を与えることができる、カラーガラスを使いたい、という方もいらっしゃると思います。
本記事では、ガラス庇の1種である、カラーガラス庇について解説します。
庇の素材に使われるガラスとは?
ガラスは珪砂(けいさ)、ソーダ灰、石灰石といった原料を溶かして形を整え、冷却により固めたものを指します。
歴史は古く、紀元前4000年のエジプトにて世界で最初のガラスが作られたと言われています。
下記のような性質を持つガラスは、建築において窓や庇などに使われています。
- 耐熱、熱反射
- 耐衝撃
- 防火性能
ガラス庇を建物に使った場合、スタイリッシュな外観を損なうことなく雨風をしのぐことができます。
アルフィンのカラーガラス庇「AF810」について
アルフィンでは、アメリカのSolutia社のカラー中間膜を使用したカラーガラスを使用した庇である「AF810」を販売しています。
こちらの庇は機能面や耐久性だけではなく、美しいビジュアルを持つ点が特徴です。
ベースカラーは後述の8色ですが、最大670色の組み合わせを楽しむことができます。
「スタイリッシュなガラス庇を取り付けたい、でもカラーがあったものが欲しい」という方は、当社のカラーガラス庇「AF810」の設置を検討してはいかがでしょうか。
AF810の仕様
出幅 | 300mm~600mm(サポートポールなし) 601mm~1,200mm (サポートポール仕様600mm以下の製作も可能) |
材質 | 本体:強化合わせガラス 吊元レール:アルミ押出形材(シルバーのみ) 端部樹脂成形(シルバーのみ) |
本体パネルカラー | 規格カラー8色:コーラルローズ、アクアマリン、スモークグレー、ゴールデンライト、ルビーレッド、サファイア、イブニングシャドウ、サハラサン(いずれも半透明) |
全長 | 1mm単位の自由設定(2,001mm以上は分割) |
設計風圧力 | 鉛直上向き荷重 設計風圧力=1960N/㎡(200kgf/平方メートル) |
積雪強度 | 積雪50cm(1cm当たり30N/平方メートルで換算) |
風圧想定積載試験 | 405kgf/平方メートルをクリア |
AF810について詳しく知りたい方は、下記のページをご参照ください。
AF810 カラーガラス(https://www.alfin.co.jp/products/af810color/)
おわりに
本記事では、カラーガラスについて解説しました。
建築に使われるガラスには耐熱や熱反射、耐衝撃、防火性能といった性質が必要で、ガラス庇は建物の外観を損なうことなく、雨風をしのぐことができます。
当社のカラーガラス庇「AF180」は庇としての機能だけではなく、自分好みの色にカスタマイズも可能です。