庇について

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アルフィンの雨に対する考え方

「庇」の大きな役割のひとつ「雨よけ」
庇における「雨よけ」とは、「雨をよける」ことではありません。
「雨をうけて、排水」する。アルフィンにおける雨量と排水量の考え方をまとめました。


Within and Without

降雨強度とは

瞬間的な雨の強さを1時間あたりに換算した雨量を降雨強度といいます。
アルフィン「ひさし」は右の表を元に標準値を80mm/hとしております。



参考降雨強度

降雨強度(mm/h) 通称 降雨状況
20〜30未満 強い雨 大雨注意報が出る
30〜50未満 激しい雨 大雨警報が出る
50〜80未満 非常に激しい雨 大雨警報が出る
多くの災害が発生する
80〜 猛烈な雨 記録的短時間大雨クラス
甚大な災害が発生する

降雨強度

瞬間的な雨の強さ
現在降っている雨が1時間降り続いた場合に相当する雨量


降雨量

一定時間に降った雨の量

排水能力について

のきどいの種類や落し口種類により排水能力は異なります。



のきとい

  • 一体型構造設計
  • 一体型構造設計
  • 一体型構造設計


たてどい

  • 一体型構造設計
  • 一体型構造設計

たてどいの詳細はこちらをご覧ください。

雨量計算について

庇で受ける雨量の算出

[庇面積(a)]+[庇上部の壁面積(b)÷2]×降雨強度(mm/h)

※アルフィンでは庇で受ける雨量に加えて、庇上部の壁で受ける雨量も考慮しています。
(雨が垂直面と30°の角度で吹きつけるものとして、その外壁面の面積の50%を加えています。)

Q1<Q2<Q3

降雨量に対して、のきとい及び落とし口の排水量が上回ることで、雨水はたまることなく、たてどいへ排水されます。



参考降雨強度〈AD-Rの場合〉

●AD-R 全長4000mm/45角たてどい1ヵ所として

出幅 1500mm 2000mm 2500mm 3000mm 3500mm 4000mm
パターン① 壁面雨量を含まない場合 378mm 283mm 227mm 189mm 162mm 141mm
パターン② 壁面雨量を含む場合
(庇上部の壁面高さ8mとして)
103mm 94mm 87mm 81mm 75mm 70mm
参考降雨強度